オレは腰を痛めがちだから、妻と新生児は床に寝せる。
スマホのデータを整理していると、
離婚協議に備えて記録していたメモに、日記が残っていました。
子どもが産まれた平成15年2月のこと。
アパートには結婚と維持から使っていたセミダブルベッドが1台。
生後10日ほどの赤ちゃん(私の母は亡くなっていたため頼る人がおらず、産前産後は実家へ里帰りしていない)と3人で寝るのは狭いし、寝返りで危険だと夫に相談した。
すると、
自分は腰痛があるからベッドで寝ると言う。
タンスから使っていないMYコルセットを持ってきて見せてくる。
私たちは・・・ベッドとタンスの間の布団1枚分の床に寝ることになった。
布団を買ってきて床に敷き寝ていたが、寝心地は堅かった。
ベッドの下から流れてくる隙間風が冷たく、
狭く窓もない部屋だったので、
湿気でジメジメして不快だった。
何度もイヤだと言ったが、
腰が悪いから、と交代してはくれなかった。
病気を盾にされ、無理強いはできなかった。
1年後にやっと、ベッドをもう1台購入した。
使っていた布団の裏を見ると、カビがびっしり付いていた。
離婚理由の中でこの話をしましたが、
夫は「結局ベッド買ったから いいじゃないか」とキョトン顔でした。
自分を一番に愛しているが故の自然な行動なので、
本人に悪気はなく、
逆に自分がされたら…などと置き換えて考えることもできません。
あのころの自分と夫に
某テレビ局「スッキリ!」の天の声みたく
言ってやりたい!
「腰の持病はどれくらいですか?
あなた、その後もピンピンしてますよ。」